ホームページ作成時の注意点
ホームページの作成は、ホームページ制作会社だけで行うのではなく、クライアント様も一緒になって行うことが重要です。
ホームページ制作をホームページ作成会社に任せっきりにしていると、一般的なデザイン、内容でのホームページとなってしまい、成果が出ることはあまりありません。
そのため、クライアントさま自身でもホームページについて検討し、要望などを伝えながら一緒になってHPを制作することが重要です。
そこで今回は、これからホームページを作成される方向けに、ホームページ作成時の注意点をご紹介します。
ヒアリング時の注意点
ホームページ作成で成果を出すためには、打ち合わせ段階から注意をしていかなくてはなりません。
ヒアリング内容でホームページ制作会社に情報をしっかりと伝えることで、ホームページの企画の質が高まります。
ホームページ作成会社は、御社の情報をほとんど知らない状態で、ヒアリングに向かっているため、まずはどのような会社でどのようなサービスを提供しているのか、提供している製品はどのようなものがあるのか、どういう考え方の会社なのかなどを明確に伝えていくことで、効果的なウェブサイト作成の提案を行ってくれるようになります。
提案時の注意点
ヒアリングが終われば、1週間ほどでホームページ作成の提案を行ってくれます。
もちろん、提案になるため、提案中に随時質疑応答を行うのではなく、一通り話が終わってから不明点を確認していきます。
この確認作業をしっかりと行い、提案内容でずれがある点の指摘や不明点を確認することで、提案内容に修正が入るため、より効果的なウェブサイトを構築することが可能になります。
ホームページ作成時の注意点
ホームページを作成する際にも、ウェブサイト制作会社から連絡があれば、随時質問に答えていくようにします。
一般的にウェブデザイナーやコーダーはホームページ制作についての知識を持って御社のウェブサイトを作成しています。
そのため、ホームページ制作業界としておかしいと感じた箇所を随時確認してくれ、それらの疑問に対して、随時答えていくことで、制作時であってもホームページの内容は劇的に良くなって行きます。
また、社内にある資料なども基本的には提出されていると思いますが、こんな資料がないかなどの質問が来たら、作成できるものは随時作成し、制作者にそれらの資料を渡すようにしなくてはなりません。
公開前の注意点
ホームページが完成した後、通常は、ホームページ作成会社が、さまざまなブラウザですべてのページのチェックを行ってくれますが、御社も一緒になって確認作業を行います。
通常ホームページ制作会社の確認作業は、コーダーとディレクターの2人態勢で行います。
しかし、ページ数の多いウェブサイトであった場合、2人では確認漏れが発生する可能性があるため、クライアント様のウェブサイト担当者さまも一緒になって確認していくことが重要です。
納品後に行うこと
ホームページを納品したら、費用を払っている場合は、ホームページ作成会社が行ってくれますが、そうではない場合は、自分で初期SEOを実施していかなくてはなりません。
初期SEOで行うことは、グーグルサーチコンソールとビングウェブマスターツールの導入と設定になり、これらを行うことで、すぐにSEO効果が出るということはありませんが、中長期的に見た場合に、その成果は大きく異なってきます。
特にサーチコンソールやウェブマスターツールの導入と設定は、慣れていなくても時間さえあれば誰でも簡単にできるものになるため、納品後には必ずこれらのツールを導入するようにしましょう。
被リンク対策も行う
ホームページ公開後に、被リンク対策も合わせて行うようにしましょう。
被リンク対策とは、SEOにとって非常に重要な対策の一つになっており、被リンク対策の有無がそのウェブサイトの成果に大きくかかわってきます。
被リンク対策の行い方は、業界や地域のホームページでリンク集を持っているホームページであれば、そこに掲載して欲しいと伝えることや、自分でサテライトサイトを作成し、そのサイトからリンクを行うことになります。
ホームページ制作運営は時間がかかる
これからホームページ作成を実施しようとお考えの方は、ホームページから期待通りの成果が出るまでに多くの時間が必要であると認識しておくことが重要です。
ホームページは制作しただけで成果の出るものではないため、しっかりと運営を行って初めて期待通りの成果が出ます。
これからホームページ作成を行おうとご検討の方の参考になりましたら幸いです。
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