内部リンクの行い方

ある程度ホームページのボリュームも十分になってきたら、さらなるSEO効果のために内部リンクの設置を検討される方も多くいらっしゃいます。

この内部リンクは闇雲に張っていても成果が出ることはないため、しっかりとそのページの関連するコンテンツから他のより詳しいページへとリンクを実施していくことが重要です。

では、実際にどのように内部リンクを設置していけばいいのかについてご紹介をいたします。

まずはすべてのページをエクセルで整理

内部リンクはホームページの成約率を高める効果のほかに、リンク先のページのSEO効果を高める役割もあります。

そのため、内部リンクが充実すればするほど、リンク先のページの上位表示を実現することが可能なのです。

そのため、内部リンクを設置する前に、それぞれのページのアドレスとタイトル、さらに上位表示を狙っているキーワードと検索順位をエクセルなどのシートにまとめていくようにしましょう。

内部リンクは基本的にそのページの価値をリンク先のページへと譲渡する役割があるため、何でもかんでも内部リンクを行うよりも、上位表示されていないページへのリンクと、上位に表示されているが、ユーザにとってはリンクがあったほうが良さそうだと感じる場所に限定して行うようにします。

そのため、内部リンクを闇雲に行うのではなく、もう少し順位を上げたいページを中心に内部リンクを行うようにするために、これらのエクセルシートを格にしながら内部リンクを設置していくことが重要です。

内部リンク文言の注意点

内部リンクを設置する際には、画像またはテキストリンクで行うと思いますが、その際には、必ず画像であればALT、テキストであればアンカーテキストにも注意していかなくてはなりません。

内部リンクでは、このALTやアンカーテキストの文言が非常に重要になっており、文言内にリンク先のページで重要なキーワードを含めるようにしてリンク作成を行わなくてはならないのです。

ただし、画像を利用する場合に、文言が重要だからと言って、ALTタグ内に無理にキーワードを詰め込むなどの対策は絶対に行ってはならず、画像の場合であればその画像の説明文を、アンカーテキストであれば、ユーザが魅力的に感じるアンカーテキストを作成するようにしましょう。

そうすることで、その内部リンクは高い評価を受けることが出来、SEOに効果的な内部リンクとすることが可能です。

内部リンクは外部リンクよりも弱い

内部リンクを行う際には、別の記事のSEOでは内部SEOと外部SEOでどっちが大切?でもご紹介したように、内部リンクの効果は外部リンクよりも弱いということを理解しておくことが重要です。

例えば1ページに内部リンクを設置したとして、その際にリンク先のページのSEO効果が高まるかと言うと、あまり変わりません。

そのため、内部リンクで成果を出すためには、ある程度の内部リンク数が必要であると認識していくことが重要になってきます。

内部リンクを自動で張り付けるツールがある

内部リンクを一つひとつ丁寧に作成していくことは非常に手間のかかる作業になります。

そのため、ワードプレスを利用したホームページであれば、同じカテゴリーにあるページの内部リンクを自動で作成して張ってくれるプラグインもあります。

現在内部リンクがほとんどなく、もう少しウェブサイト全体の直帰率を下げたいや、内部リンクによるSEO効果を高めたい場合は、取り敢えずはこちらのツールを使って内部リンク数を増やしていくことも効果的ではないでしょうか。

もちろん、これらのツールを使いながら、自分でも内部リンクの設置を行っていく必要があるのですが、自分で作成している内部リンクが完了したら、そのプラグインを停止させて、本当に有効な内部リンクだけに厳選していくことがお薦めになります。

そうすることで、ホームページにあるページで内部リンクがしっかりと張られ、さらに内部リンク先は、SEOで上げたいページが中心になるため、本当に有効な内部リンク対策とすることが可能になります。

内部リンクと外部リンクは違う

当然のことですが、内部リンクと外部リンクは異なります。

そのため、リンクの張り方なども様々な点で異なっており、それぞれに対して最適なアンカーテキストなどを行っていかなくてはなりません。

例えば、外部リンクにおいては、キーワードはこちらのようにして、アンカーテキストにすることが多くありますが、内部リンクの場合は、キーワードだけをアンカーテキストにする対策法などもあります。

この方法は実際にはてなブログなどを見ると、行われており、これらの対策を模倣して自分のホームページに活かしていくことで、より内部リンクが充実しているホームページになります。

ただしこの方法を仮に外部リンクで行った場合は、比較的早い段階でスパム認定されてしまうため、注意が必要になります。

SEOと成約のために内部リンクを設置しよう

内部リンクの設置をSEOだけや成約だけで考えるのではなく、両方にとって有効なように設置するようにしましょう。

内部リンクの設置だけでも非常に多くの時間がかかるため、どうせ設置するならば、さまざまなメリットを受けれたほうが良い結果になります。

そのため、これから内部リンクを設置する方は、SEO効果と成約の両方を意識して設置していくようにしましょう。

大阪のホームページ作成会社

大阪のホームページ作成会社の新人ウェブディレクターが運営管理するブログ。日々学んださまざまな情報を備忘録として、定期的に更新していく予定。

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